子育てで疲れていても、自信をなくさないで

子育て中の貴女へ。子供の将来なんか案ずるなかれ!

子育ての得意な人とか、大好きな人とか、世の中には本当にいるのかしらん??と毎日思うぐらいに、私にとって子育ては、大変で、しんどくて、うまくいかずに、、、、苦しいことや、困ったことや、心配なことだらけの月日でした。

今日は、『三つ子の魂百まで』伝説とかで、子供の将来に絶望感にさいなまれている人に向けて事実に基づいた、私からの朗報をお話したいと思います。

私の息子は現在24歳です。上の娘は2歳年上。

娘の方は、生後一か月から、夜9時に寝たら、朝まで起きない赤ちゃん。それにひきかえ息子は、よく夜泣きをする。。しかも夜中の三時半に起きたら、朝まで寝なかった。。。。(祖父母は、この子の前世は漁師だったのかね?と(笑))朝になったら娘が起きる。。つまり 私はあまり寝る時間がなかった。。

上の娘は一発でトイレトレーニングが成功。

息子は、失敗だらけで、お昼のおむつが取れても、夜のオムツは、小学校入学まで取れなかった。

落ち着きが全くなく、よけいな動きばかりするので息子が生まれてからは、家族そろっての外食が辛くなった。余談ですが、レストランでは毎回かならず食事中に『お母さん、うんこ』と。。。。

夏に、近くの河原に水遊びに連れていくも、足首以上の深さになると、固まって、震えて泣いて『お母さん抱っこ』

保育園に二歳から入れましたが。保育園バスに乗せるときは、毎回 わあわあ泣き叫んでました

保育園の行事、お遊戯発表会、運動会は、本番の日には

出るのが怖いと泣いて、三年間は出れなく、私か祖母にしがみついてました。酷いときは会場の外で遊んでいました。

年に二回の発表日には、私と、祖母は、今年こそは!と多少は期待をしていくのですが、、最初の3年間は全く駄目でした(´;ω;`)ウゥゥ

ひらかたパークに連れていくも、、、山が定期的に爆発する仕掛けがあり、その爆音の度に私にぶら下がって怯えていました。

小学校3年の時に、お友達の家族とユニバーサルスタジオに行った時も、一つアトラクションに乗ってみたあと、『やっぱり怖くて無理』と私と二人でずっとレストランで時間をつぶしました。

自分でうまく物事が運ばない時や、探し物が見つからないときは、決まって癇癪を起し、、

それについては、家族をうんざりさせるレベルで、、、私も相当悩みましたね。

(ただ、保護者懇談での先生での話からは、学校では癇癪を起すことは全くない。と。。性格はめちゃくちゃ優しくて、和ましてくれます。の誉め言葉だけの学校生活でした。成績はいつも中から下な感じ。忘れ物は常習。。)

癇癪は大学一回まで、つまり成人するまで治らなかったです。

息子の癇癪が始まると、私と娘は嵐が過ぎ去るのを黙って耐える。。がそのうちに娘が切れて怒鳴りだし、私が仲裁に入り、最後は娘対私の喧嘩になり、、、、と凄まじい状況に。

そうそう、小学校2年生の時、友達とコンビニで万引きして、警察と小学校に通報される騒動もありました( ノД`)シクシク… 万引きしたお菓子をコンビニの敷地内で食べては、また万引きにしに行く、、、といった行動で、オーナーさんが今のうちにきちんと対処した方が、癖にならないだろうと、、いう思いやりのある気持ちで警察に連絡をした。とおっしゃりました。感謝です。

ここまで書いてみて、、、なんだか息子の悪口パレードで、息子にはごめんさい🙇ですね(笑)

きっと息子は一生こんな感じなんかな。。。まーどないかなるでしょう。。。と思うほかなかったです。将来について悩む暇は、正直なかったんですね。有難いことに。。。母子家庭なので、とにかく仕事で稼いで、お金のやりくりに最大限悩み、家事を続けて、日々が過ぎ去っていきました。

息子には、こんな道がいいんじゃないかな。とか息子の進学とか将来とか考える余裕がなかった。

ただ、息子がこれがやりたい!とか言ったときは、全て賛成して、実現できるように最大限のサポートはしました。

3年生の時『少年野球に入りたい』といえば、なんとかして(道具など大出費がある。。。)入らせてあげたものの、そのチームは強豪で息子は万年補欠で、休みがち。

中学生の時、 『野球やめてもいい?』と言われた時は、辞めたいのなら辞めてもかまわないよ。と言いました。理由は言わないが、多分いじめみたいなものがあったようです。

中学三年生の時、私は上の娘のように私学の高校に進学した方が良いと思っていましたが、息子は公立高校でいい。と聞きませんでした。

が、私学のオープンスクールに友達といったときに、アメリカンフットボール部に入りませんか?と声をかけてもらったのです。息子はやや肥満児で背が高く、友達はさらに長身、細身でだったから目にいたのだと思います。

オープンスクールから帰ってきて『お母さん!高校で○○君と一緒にアメリカンフットボールするわ!!』

えー?!

こりゃまた、道具代がいるスポーツやん( ゚Д゚)

と震撼しましたが、、、、(´;ω;`)ウゥゥ 塾の先生も、その高校なら内部推薦で入れる大学の付属高校なので、勉強が得意でない息子にふさわしいのではないかと、、、、、高校入試に合格するには、ギリギリレベルでしたが、、なんとか合格出来ました。

息子は、アメリカンフットボール部の仲間や、先輩の中に自分の居場所を見つけたように思います。

太ってても、それを強みにできるポジションがあること。野球部のように上下関係があまり厳しくないこと等が息子の性格に合ったのでしょう。

アメリカンフットボール部を続けるために学校に行って、勉強する。(成績があまりに悪いと、退部になるから、)といった高校、大学生活でした。

選手と激しくぶつかるのは怖くないの?と尋ねたら、『怖くない、投げ飛ばしたら スッとするねん!』と。私は、それを聞いて、息子は、息子の中に内在してきた暗黒の塊 (おそらく沢山の怒りや、悲しみや、いらだち)を、アメリカンフットボールで開放してるんだな。と思いました。

高校、大学7年間続け、

就活ではだいぶ苦労しましたが、アメリカンフットボールに深い理解がある会社に内定をいただき、

内定時点では、アメリカンフットボールを続ける意志はなかったものの、先輩の誘いで

社会人チームに入り、

今は、一人暮らしで仕事と、American footballと両立しているのです!

一人暮らしまでは、何でもお母さん!頼みだったので、ほんとこれは驚きの展開です!!

先日、息子から、今から緊急入院して緊急手術をする。とラインが。。。

1人で入院手続きして、手術に立ち向かって、入院費も支払いし、退院した息子。

あの息子が!!!!!!?????ぐらいの成長ぶり、いや変身ぶりに、

子供の将来の姿なんて、心配することないんだなあ。子供の可能性って、意外性で満ち溢れてるんだなあ。と不思議気持ちです。

結果論かもしれませんが、母親は、その子をただ傍で見守り、愛情をかけているだけでOKなんだな。全面的にサポートする覚悟でいると、子供は、その子なりに成長して自分の道を探していくんだろうな。と思います。

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