この記事を書いた動機~シングルマザーで元夫が亡くなった際、私には葬儀に関して何の義務感もなかったが、社会人2年目の長男の思い「貯金は少ないが、出来る範囲で父親に礼を尽くしてきちんとお葬式をしてあげたい。」を受けて、私が調べて、最終的にお願いした【イオンのお葬式・火葬式プラン】
低予算で、明朗会計で、礼を尽くした、後悔のないお見送りができましたので、
「お金はないが、きちんと葬儀はしたい」とお悩みの方の助けになるように、体験談をシェアしようと思いました。
手配してもらう葬儀社によって、
また、亡くなられた時間帯によっては、違いはあると思います。
が、「火葬式って実際どんなもの?」に対して感じる不安が少しでも解消されればと思います
イオンのお葬式とは
■イオンライフ独自の葬儀プランがあり、
■実際に葬儀を取り扱うのは、全国の約600社の特約葬儀社です。
■葬儀場は全国4000以上あります。
■イオンライフが各プランの基本料金、オプション料金を明示していますので、透明会計です。
■24時間イオンライフのコールセンターが相談、手配の対応をしてくれます。
■電話相談の際に、亡くなった場所を伝えると、手配できる葬儀場を提示してもらえますので、その中から指定することができます。
■支払いは、実際に葬儀を執り行う葬儀場に直接します。
イオンのお葬式の5つのプラン
■一般葬 参列者の目安 60~100名程度 セットプラン655000円(税別)
■身内葬 30~60名程度 セットプラン555000円(税別)
■家族葬 ~30名程度 セットプラン460000円(税別)
■1日葬 ~20名程度 セットプラン325000円(税別)
■火葬式 ~10名程度 セットプラン185000円(税別)
※セットプラン料金には、火葬代は含まれておりません(火葬場によって料金が違います)
イオンのお葬式から手配してもらえる葬儀場一覧
■葬儀場は全国4000以上あります。
■こちらのページで葬儀場の検索ができます。
https://www.aeonlife.jp/hallguide/
イオンのお葬式の火葬式プランとは
お通夜も告別式も行わず,もっとも負担の少ないプラン
納棺の儀式、出棺の前のお別れの儀式を、行います。
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/納棺.png)
イオンの火葬式のセットプラン金額
セットプランに含まれているもの一覧
セットプラン185000円(税別)に含まれるもの
■寝台車(50キロまで)
■安置(4日まで)
■役所・火葬手続き代行
■枕飾り一式
■線香・ローソク
■お棺(布張棺)
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/棺.png)
■仏衣・棺用布団等
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/仏衣.png)
■白木位牌(仮位牌)
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/位牌.png)
■遺影写真
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/遺影.png)
■お別れ花
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/花.png)
■焼香設備(レンタル)
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/焼香.png)
■骨容器・骨壺
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/骨壺.png)
■後飾り祭壇
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/後飾り.png)
実際にかかった総額と明細
総額 218000円
185000円-5000円資料をダウンロードしたので)+消費税18000+火葬料20000円(京都市)
追加できるオプション
■納棺師(古式湯灌)
■プロの納棺師による着せ替え、清拭、メイク等 追加料金目安 35000円(税抜)
■通常湯灌 シャワーでお体を綺麗にした後、着せ替え、メイク等 目安 63000円(税抜)
■寺院の紹介(主な宗派に対応)お布施 45000円
・炉前読経と戒名授与
実際の、臨終立ち合いから、火葬場でのお見送りまでの詳しい流れ
危篤の知らせを受けて
私たちの場合、亡くなる1週間ぐらい前に、亡き元夫の入院先の病院からかなり容態が悪いので、事務的な書類も書いてもらう必要があるので、来院してください。と連絡があり、
他府県に住む子供たちも、都合をつけて、見舞いをすることができました。
重篤だったのですが、意識もあり、それぞれ良い面会ができました。
一方、お葬式も差し迫っているのは明らかでしたので、
事前にイオンライフのコールセンターに電話をかけて、火葬式プランについて問い合わせました。
その際に、喪主にあたる息子が、イオンライフの資料をダウンロードすれば、5000円引きになると
教えてくれました。
亡くなった時点で、コールセンターに電話をかけたら、対応してくれると聞き、安心しました。
臨終に立ち合い後
亡くなって、喪主の長男が病院に到着したのが、夜の7時過ぎ。
病院の方に、何時ごろに霊柩車に迎えに来てもらえばよいか確認をして。
(エンジェルケア)といって、簡単に体を綺麗に拭いたり、髭剃り等もしてくれるので、
22時以降なら大丈夫と言われました。
(エンジェルケアは、保険適応外で15000円ほどでした。)
イオンライフのコールセンターに電話をかけると、
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/電話をかける-1-800x723.png)
故人の名前、喪主の名前、希望するプラン名、病院名、所在地、等を聞かれました。
前回問い合わせをした時の情報は、記録されているようです。
祭儀場に関して、どの辺りが良いか?質問されたときは、慌てました。
母の葬儀の時の経験から、
火葬場からなるべく近くの葬儀場をリクエストしました。
時間の余裕のある方は、事前に葬儀場の情報を調べておいた方が良いかと思います。
私たちは、公益社の葬儀場でしたが、スタッフの方の対応がとてもよくて、有難かったです。
霊柩車でのお迎えから、火葬場での見送りまで全て同じ方が対応してくださったので、
緊張感も徐々に少なくなり、安心感がありました。
(大阪での母の葬儀の時は、流れ作業のように人が変わっていきました。)
霊柩車のお迎えから、葬儀場に安置まで
お迎えの霊柩車が病院に到着し、病室まで迎えに来てくれました。
付添いの家族が、私と、息子の2人だけだったので、
ご配慮をいただき、2人とも霊柩車に同乗させていただけました。
(息子が助手席。私は後ろで安置ベッドの横)
通常は、1人しか乗れないそうです。
葬儀場に到着後
遺体安置所に案内されました。
ゆったりとした完全個室で、八畳の和室もあり、冷蔵庫や、キッチンもついていました。
無料のコインロッカーもありました。
明朝、8時半には、葬儀場の職員が来るので、それ以降ならいつ来ても良いこと。
受付に伝えて、個室の鍵を開けてもらうように、という指示でした。
翌日の流れ(ご遺体に寄り添う)
朝、息子と個室にはいり、
9時過ぎに、職員さんがこられ、葬儀の説明と見積もりをいただきました。
支払いは、明日の出棺前で良いとのことでした。
午後からは、他府県へ嫁に行っている娘がやってきました。
夜7時頃まで、滞在しても大丈夫だと言ってもらえました。
夜伽は葬儀プランに入っていないが、追加料金20000円で朝まで滞在も可能でした。
日中は、子供たちの勤務先等から、立派なお花が届き、遺体横にセットしてくれました。
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_6983-800x600.jpg)
(納棺時に沢山のお花を入れられました。火葬プランには、少しお花がついていますが、やはり、それだけでは、寂しいので、有難かったです。)
祭儀場の職員さんは、お花が届く前は、心配してくださって、
「お花屋さんで、追加のお花を買ってきて持ち込んでも、大丈夫ですよ」と
言ってくださっていました。
■2021年2月現在では、火葬プラン195000円(税別)が出ています。
お別れ花の追加か、お礼の手紙のどちらかを追加で選べるようです。
また、ご遺体の髭剃り等もずいぶん丁寧にしてくれました。着せたい服があれば、着替えもしてもらえます。
※夜伽はしませんでしたが、1日中、ローソクとお線香を焚いて、寄り添えてよかったです。
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_6974-800x600.jpeg)
翌々日の流れ(火葬場へ)
スケジュール
納棺の儀式の前に、スタッフの方が個室に来られて、清算をすませました。
①納棺の儀式 ~ 11時30分から
親族の立合い、葬儀場のスタッフのもと、しめやかに行われました。
白装束一式と、死者が旅の途中で渡ると信じられている三途の川(さんずのかわ)の渡し賃になる六文銭についてのお話
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/納棺1.jpg)
前日に届いたお花を親族で丁寧にお棺に入れ、ご遺体のお顔を除いて、埋め尽くしました。
副葬品として、愛用していた銘柄のたばこ。スタッフの方が、「封を開けときましょうね」と、開封されました。その他故人が好きだったもの、現役時代に活躍していた頃の思い出の品々を入れてあげました。(金属類は入れられません・・・入れるときに、スタッフの方がお声かけしてくれます)
②出棺 ~ 12時30分
霊柩車の後を、親族がそれぞれ車でついて火葬場に向かいました。
③火葬 ~ 12時50分
火葬場での流れ
火葬場に到着すると、
玄関を入り真正面に立派な祭壇のホールがあり、そこでしばらく待ちました。
ほどなく、お棺が祭壇に置かれ、僧侶の方がこられました。
読経してくださり、
■最後のお別れをしました。
(亡き母の大阪での火葬場と全く違っていたので驚きました。大阪では祭壇ホールがなかったです)
お棺は火葬場へ向かい、
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/山科御陵ホール.png)
私たちは、スタッフの方に案内され、待合スペース(かなり広いフードコート)に行きました。
![](https://counselor-rita.com/wp-content/uploads/2021/02/らくおうセレモニー.jpg)
そこで、飲食をしながら待っていると、係の方(霊柩車のお迎えからずっと同じ方です)が呼びに来られました。
■お骨拾い
京都市の斎場では、お骨拾いは、個室でした。
厳かな個室で待っていると、ほどなくお棺が到着し、お骨拾いが始まりました。
葬儀場からの同じ係の方が、丁寧に説明をしてくださいました。
(大阪では、ボウリング場のレーンのような場所で、お棺が出てくるのを待ち、その場でお骨拾いでした。また葬儀場と火葬場のスタッフは別会社のようでした。)
■骨壺をいただき、駐車場に向かいました。スタッフの方が最後まで、お見送りをしてくださいました。
感想メモ~礼を尽くしたお見送りができたと思います~
夫婦間で離婚後も多くのいざこざがあって、子供たちは、全てを目の当たりにしたきました。
葬儀の後、子供たちから「お母さんは、お父さんのお葬式には、出ないと思っていた。」と言われました。正直、火葬場に直接送るぐらいで、いいんじゃないの?ぐらいに思っていました。お金の問題も大きいですし。
息子が精一杯の気持ちで執り行ってくれた火葬式プランは、参列者は招待できない小さな葬儀でしたが、
私たち家族は故人と、とても暖かい3日間を過ごせましたし、また、故人も喜んでくれたと思っています。
イオンのお葬式で手配をしてもらうメリット
◆金額が、明示されていて、とてもわかりやすい。
◆オペレータースタッフの対応が丁寧で、データが保存されて共有されている。
対応時間も24時間可能である。
◆紹介してもらえる葬儀社が全国にあり、こちらから指定できる。
◆寺院を紹介してもらった場合、相場価格より安いイオン価格のお布施で済む。
葬儀後の、法要でも、同じ寺院をイオン経由で手配してもらえる。(その場合のお布施もイオン価格で対応してもらえる)
◆支払い方法に分割払いがある
https://www.aeonlife.jp/expense/loan/
補足 お葬式費用に関する公的な制度に事後申請しましょう
こちらの記事を参考にして、必ず申請しましょう。
https://www.aeonlife.jp/knowledge/manner/funeral_expenses/
この記事はここまでになります。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。
コメント